(1)新見市阿哲台の地質を活かした地域活性化の支援(先山 徹)
現在、新見市において検討されているジオパーク構想に協力しています。令和3年度初めに、ジオパーク推進協議会の活動体制の基礎を構築し、ガイド養成講座を開設する予定です。すでに、昨年から羅生門保護活性化委員会に参加し、草間台カルスト魅力発掘構想へも参画しました。
(2)先端地質科学大学院大学の新設(板谷徹丸)
地質科学の正確な年代測定技術及び高度な地質調査技術を併せ持つ専門技術者の育成を目的とした大学院大学(専門職大学院)の新設を目指して準備を進めています。これまでに、目的、構成、資格、組織等の概要をまとめ、実現へ向けたワーキンググループの準備を進めています。
(3)令和3年度赤磐市地質資源解説資料作成(仮)(竹下浩征)
赤磐市に分布する地質資源(ジオ)を題材とした普及資料の制作を考えています。内容は、過去2年間実施した動画制作の継続、あるいはジオサイトマップや観光向けパンフレットなども検討しています。
(4)地球史研究所サロンの再開(乙藤洋一郎)
2020年度に予定しながら、新型コロナウイルスの感染拡大によって実施できなかった地球史研究所主催の意見交換会を再開します。今年度は所員による講演だけでなく、身近なジオを取り上げて地元の方々との交流を促進するサロンとなるように工夫します。
2019年に行ったサロンの記録