会員の今岡照喜さん(山口大学名誉教授)が、この度『北長門海岸国定公園「青海島」のジオツーリズム―ジオサイト12の提案―』という本が出版されました。
長年研究されている山口県長門市の青海島について、ジオの魅力をまとめたものです。オールカラー(A4/175頁)で、ドローン空撮などの見ごたえのある写真が満載、また、話題が豊富なコラムも収録されています。
興味を持たれましたら、是非ご入手いただければと思います。
なお、価格は「2,300円+税」で、ご注文は下の
第1話 青海島の魅力と先駆者たち
第2話 青海島の玄関,仙崎砂州
第3話 「青海湖」・「波の橋立」は動く海浜地形
第4話 「王子山」から見下ろせば・・・
第5話 「竹の子岩」:赤く錆びた花崗岩が語る
第6話 「平家台」はカルデラ火山の地下博物館
第7話 「幕岩」の描くマグマ混合絵巻とマグマの流動,そして地下陥没
第8話 「白旗岩」:シルも重なればバソリスになる
第9話 「観音堂」付近の地層はカルデラ湖に堆積
第10話 「大門」:節理の絶妙さを堪能できるジオサイト
第11話 「長浜群洞」:日本海の荒波彫刻
第12話 「十六羅漢」:日本海の荒波と岩石の多様性が産んだ地形
第13話 溶結凝灰岩が語る白亜紀の火山活動
第14話 「仏岩」:3回の地震に耐えた貫入性凝灰岩
第15話 「屏風岩」:カルデラを縁取る境界岩脈
第16話 酷似する青海島と韓国慶尚盆地の地質
第17話 ”珍水島”:荒々しい外海 vs. 穏やかな内湾
第18話 ”カルデラの形成”,そして形態と地下構造
第19話 「青海島しまじゅう博物館」
第20話 ”青海島ジオサイト12”
付録 自然の水族館 ~湧昇流と対馬海流が育んだ海洋生物の宝庫~
その他に20編のコラムがあります